リフォームお役立ち情報

step.5 契約(各種書類の確認)

工事前に必要な各種書類についてご説明します。

各種書類と注意事項リフォーム工事の着手から完了までのプロセスで、リフォーム工事の発注者と工事業者は、様々な書類や図面を取り交わすことになります。ここでは、契約時に必要となる主な書類の見方と注意事項を解説します。
こうした書類の中には、文字が細かく、専門用語を多用して読みづらいものもありますが、重要事項が記載されていますので、後々トラブルにならないよう、すべての内容に必ず目を通して、きちんと理解しておきましょう。

各種書類

見積書

見積書「見積書」には、工事の内容や金額、使用材料などが明記されています。細かな工事内容や材料について、「仕上げ表」を添付するケースも多いようです。
チェックをする際には、総額だけを見比べるのではなく、工事内容や使用する材料をよく調べましょう。単価が出せるにもかかわらず、「○○工事一式」などと記入されている場合には注意が必要です。必ず工事業者に確認し、内容を明確にしておきましょう。
また、「見積書」の有効期限は、通常1ヵ月程度ですが、これがあまりにも短い場合は要注意です。せかされて納得できないままに契約しないようにしましょう。
工事業者を1社に絞り、金額交渉を経て提出される「最終見積書」では、総金額だけでなく内容についても、再度丁寧にチェックしましょう。

請負契約書

請負契約書「請負契約書」は、発注者と工事業者の間で取り交わす書類のことです。「見積書」と同様、どんなに小規模な工事でも必ず契約書を交わすようにしましょう。
この「請負契約書」には、工期や実質的に工事にあたる請負者などが記載されています。請負金額も明記されていますので、「最終見積書」とくい違いがないか、別途かかる費用がないかなどを、必ずチェックしましょう。なお、工事業者との間で決めた支払い方法に間違いがないかどうかも、この段階で確認します。

工事請負契約約款

工事請負契約約款契約時に「請負契約書」と一緒に提出される書類が「工事請負契約約款」です。万が一トラブルが発生した場合、責任の所在がどこにあるのか、などといった重要な取り決めが記載されていますので、必ず目を通しておきましょう。
専門用語が多くて読みづらい書類ですが、あとからのトラブルを防ぐためにも、しっかりと読み込み、理解しておきましょう。

仕上げ表

仕上げ表「仕上げ表」とは、「見積書」に添付され、「見積書」に記載しきれない、建材・部材・設備機器のメーカー名・品番などの細かな内容が明記されている書類のことです。
オーダーした内容と間違いがないかどうかを、ひとつひとつ丁寧にチェックしておきましょう。

設計図面

設計図面増築・改築のように、間取り変更を伴う大規模なリフォーム工事では、平面図や展開図、パースなどの「設計図面」が必要となります。契約時に提出されますので、必ず確認して、この段階で工事業者に質問や疑問点を伝え、問題を解消しておくようにしましょう。
簡単な専門用語や記号を覚えるなど、コツさえつかめば図面を読むのはさほど難しい作業ではありません。設計図を読み込み、工事の全体像をしっかりと理解した上で、工事に取りかかってもらうようにしましょう。

打ち合わせシート

打ち合わせシート文字通り、打ち合わせの内容を記録するシートです。工事終了後に見えなくなってしまう場所は、写真や図にして記録を残してもらうようにしましょう。

工事内容変更合意書

工事内容変更合意書「工事内容変更合意書」は、工事の途中で工事内容の変更や追加があった場合に、発注者と工事業者の双方が合意の上で変更することを明確にするための書類です。
なお、この書類を取り交わす際には、必ず事前に「見積書」と「図面」を作ってもらい、変更内容を書面に表して明確にしておきましょう。