はじめてのキッチンリフォームのポイント1
キッチンの基本構成・収納


ポイント1 キッチンの
基本構成・収納

キッチン選びはまず、キッチンの種類や構造といった基本構成と収納タイプについて理解を深める必要があります。一口にキッチンと言っても、システムキッチンやコンパクトキッチンなど種類も豊富。基本構成を知って、理想のキッチン選びの参考にしてみて下さい。

キッチンの種類を知る

システムキッチン

システムキッチン

シンク・コンロ・調理台・収納が、ワークトップ(天板)でつながっているキッチンのことです。

コンパクトキッチン

コンパクトキッチン

間口(横幅)が90~180センチほどのキッチンです。ワークトップでつながっており、システムキッチンの小型版です。

セットキッチン

セットキッチン

吊戸棚・コンロ・シンク・調理台などが独立しており、組合せて使うことができるキッチンです。

ミニキッチン

ミニキッチン

コンパクトキッチンよりさらに小さく、間口90~120センチのキッチンです。最低限の設備であることが多いです。

システムキッチンの構成

システムキッチンとは

システムキッチン

システムキッチンとは

システムキッチンとは、洗浄設備(シンク)・調理設備(コンロ)・収納設備・作業台などを組合せて、ワークトップで一体となっているキッチンセットのことです。

特長として、各種部材の寸法や色調が統一されており、人工大理石など使用する素材を選ぶこともでき高級感があります。

また、ワークトップが一体でつながっているため、継ぎ目や段差がなく、お手入れが簡単。レイアウトの自由度が高く、デザインや用途に合わせたカスタマイズが可能なキッチンです。

システムキッチンの構成

システムキッチンのガスコンロは、あらかじめワークトップにはめ込むタイプです(ビルトイン)。欧米では類似概念にビルトインキッチンがあり、食器洗い乾燥機・浄水器などのビルトイン機器を組合せたキッチンセットもあります。

コンパクトキッチン・
セットキッチンの構成

コンパクトキッチンとは

コンパクトキッチン

コンパクトキッチンとは

コンパクトキッチンは、間口が約90~180センチ、幅が約60センチに収まるキッチンを指します。

一般的にはワークトップで洗浄設備・調理設備などがつながっており、システムキッチンの小型版のキッチンです。部屋の面積が少ないワンルームタイプの部屋や、調理スペースを抑えたい方におすすめ。

しかし、システムキッチンのようなレイアウトの自由さはなく、素材なども安価な物となります。

コンパクトキッチンの構成

コンパクトキッチンは、標準設備としては洗浄設備・調理設備・収納設備・作業台のキッチンセット部分のみとなります。換気扇・吊戸棚はオプションとなりますが、基本的にセットで取り付ける人が多いです。最近では設備が充実したキッチンセットも多くなってきています。

セットキッチンとは

セットキッチン

セットキッチンとは

セットキッチンとは、吊戸棚・コンロ・シンク・調理台などがそれぞれ独立しており、組合せて使うことができるキッチンです。部屋の広さや用途に合わせて、自由にサイズやパーツを組合せることができます。

しかし、パーツ間に継ぎ目ができるので、汚れが入り込んでしまうことも。システムキッチンよりも値段が手ごろで、吊戸棚などは残しキッチン部分だけ取り換えることも可能です。

セットキッチンの構成

セットキッチンは、ガスキャビネット(ガス台)がシンクキャビネットと分かれているのが特長。そのため据え置き型のコンロを別で用意する必要がありますが、コンロが古くなったときに、入れ替えが簡単というメリットがあります。

ミニキッチンの構成

ミニキッチンとは

ミニキッチン

ミニキッチンとは

ミニキッチンは、間口90~120センチ、奥行き50センチほどのキッチンを指します。

コンパクトキッチンよりもさらに小さく、会社の給湯室などにあるタイプのキッチンです。

お湯を沸かすなど、簡単な調理のみしたい方に向いています。

ミニキッチンの構成

ミニキッチンは、洗浄設備・一口コンロなど必要最低限の設備と収納がまとめられています。吊戸棚はなく、一般的に上部に収納用の棚が設置されており、換気扇・小型冷蔵庫をオプションで設置することが可能です。

キッチン収納 1
吊戸棚(ウォールキャビネット)

吊戸棚とは

吊戸棚は、壁面に設置する収納家具のこと。キッチンの場合は、レンジフードを除くシンク・調理台の上はもちろん、食器棚や冷蔵庫の上に設置することもできる収納です。吊戸棚はキッチンに合わせた種類があるため、収納量や使い方に合わせて選びましょう。

選べる吊戸棚のタイプ

  • 開き扉タイプ

    開き扉タイプ

    左右に扉を開く、開き扉タイプです。仕切りの棚が取り付けられています。開き扉タイプは棚の底にライトを設置可能です。

  • 手動昇降タイプ

    手動昇降タイプ

    手動で棚を手前に引き下ろすことが可能。棚を手前に下ろせることで、自分の目線と近くなり、モノの出し入れがしやすくなります。調味料・乾物などの収納に最適です。

  • 電動昇降タイプ

    電動昇降タイプ

    ボタンひとつで棚が降りてくる電動タイプです。扉も上下に動きます。電動タイプにのみ水切り・食器乾燥機の設備がついており、食器収納がメインとなります。

  • 引違い戸タイプ

    引違い戸タイプ

    扉を前に開くのではなく、横にスライドさせて開閉するタイプです。扉が前に出ないので、圧迫感がなく、作業の邪魔になりません。扉を横に動かすため、他の吊戸棚よりも間口が必要です。

  • 跳ね上げ式扉

    跳ね上げ式扉

    扉が上にあがるタイプの吊戸棚。扉が前に出ないので、圧迫感がありません。

    また、隣の棚を開ける際に邪魔にならないこともメリットです。

間口に合わせて吊戸棚を組合せる

間口に合わせて吊戸棚を組合せる

吊戸棚の横幅は、基本的には扉1枚につき15~60センチ内、15センチ刻みで長さが選べます。キッチンの間口に合わせて設置することが可能です。

扉の横幅は60センチまで選べますが、あまりに横幅が長いと、棚を開ける際に扉が前にせり出しすぎてしまうこともあるので注意しましょう。

特にリフォームの際は、キッチン灯に干渉し、扉と照明がぶつかる場合もありますので、注意が必要となります。それらのこともふまえ、横幅は45センチほどにすると、使い勝手が良いです。

不安な場合は、ショールームで相談するようにしましょう。

目線の高さ(アイレベル)や収納量を考えて高さを選ぶ

目線の高さ(アイレベル)や収納量を考えて高さを選ぶ

使い勝手に合わせて高さを選べます。収納量や目線の高さに応じて選びましょう。

吊戸棚の高さは10センチ刻み。50センチ・60センチ・70センチが一般的です。

ただし消防法により、吊戸棚はキッチンのワークトップから最低80センチは離れている必要があります。天井の高さなどを考慮して高さを決めましょう。

「目線の高さ」アイレベルとは

吊戸棚の高さは、「目線の高さ」で選びます。使用する人の目線の高さに合わせて吊戸棚を設置することで、モノの出し入れがスムーズに。

アイレベル(目線の高さ)

吊戸棚の高さは、「目線の高さ」で選びます。使用する人の目線の高さに合わせて吊戸棚を設置することで、モノの出し入れがスムーズに。

キッチン収納 2
フロアキャビネット

フロアキャビネットとは

フロアキャビネットとは、ワークトップを支えている収納スペースのことです。フロアキャビネットは、基本的に「水まわりエリア」「作業エリア」「火まわりエリア」の3つのスペースで構成されています。

フロアキャビネット

キャビネット 3つのエリア収納活用

  • 水まわりエリア
    (シンクキャビネット)

    水まわりエリア(シンクキャビネット)

    水まわりで使用頻度が高い調理器具をしまいます。

    収納例
    水を入れて使う鍋・ザル・ボウル、米研ぎ、ポット/ピッチャー、計量カップ、水切り、やかんなど
    水まわりエリア(シンクキャビネット)の収納例
  • 作業エリア
    (調理キャビネット)

    作業エリア(調理キャビネット)

    作業台で使用頻度が高い調理器具・調味料をしまいます。

    収納例
    お箸、スプーン、ナイフ、フォークなどカトラリー類、調味料(醤油、酒、みりん)、油、缶詰などストック食料など
    作業エリア(調理キャビネット)の収納例
  • 火まわりエリア
    (コンロキャビネット)

    火まわりエリア(コンロキャビネット)

    火まわりで使用頻度が高い調理器具をしまいます。

    収納例
    フライパン、蓋、鍋、お玉、フライ返し、土鍋やカセットコンロなど
    火まわりエリア(コンロキャビネット)の収納例

キャビネットは開き扉タイプと引出しタイプの2種類

開き扉タイプ

開き扉タイプ

扉が左右に開くフロアキャビネットです。収納スペースには仕切りがなく、ひとつの大きなスペースとなっています。

引出しタイプ

引出しタイプ

最近のシステムキッチンに多いタイプ。スペースを縦にも分けているので、デッドスペースが減り、奥に入った物も取り出しやすいです。

引出しは3段タイプと2段タイプ

使い勝手の良い3段タイプ

使い勝手の良い3段タイプ

3段引出しタイプは使う頻度に応じて収納場所を選ぶことができ、使い勝手が良く収納力もたっぷりです。

3段になることで、1段目に調理や食卓で使う小物を整理・収納できます。

デザイン性の高い2段タイプ

デザイン性の高い2段タイプ

2段引出しタイプはすっきりとした外観でインテリア性が高く、デザインを重視しながらもたっぷりの収納力をかね備えています。

2段になることで収納の高さが増え、底の深い大型の調理道具なども収納が可能です。

キッチンのワークトップの高さを選ぶ

身長で選べる3つの高さ!

理想的なシステムキッチンの
高さの決め方

ワークトップの高さ

例えば⋯

  • 身長170センチの場合:90センチ(170÷2+5=90)
  • 身長160センチの場合:85センチ(160÷2+5=85)
  • 身長150センチの場合:80センチ(150÷2+5=80)

使う方の作業しやすい高さに合わせられます。身長に合ったキッチンは腰への負担が少なく、快適に作業ができるので、高さの確認もしっかりと検討しておきましょう。

その他の便利なキャビネット

  • 台輪引出し食器洗い乾燥機用調理キャビネット

    台輪引出し食器洗い
    乾燥機用調理キャビネット

    食器洗い乾燥機の下部には、専用キャビネットをご用意しました。洗剤やキッチン小物の収納に便利です。

  • 台輪スライドラック付調理キャビネット

    台輪スライドラック付
    調理キャビネット

    調味料などを収納できるスライド式キャビネットです。加熱機器のそばに設置すると便利です。

    ※ソフトクローズ仕様ではございません。

  • 回転棚付コーナー用調理キャビネット

    回転棚付コーナー用
    調理キャビネット

    奥に入れた物をくるっと回して簡単に出し入れができます。

  • コーナー用調理キャビネット

    コーナー用調理キャビネット

    コーナーのデッドスペースを有効に使った収納棚です。奥は3段の棚になっています。(底板ステンレス貼り)

  • シンク前収納ポケット

    シンク前収納ポケット

    食器洗いスポンジのストックや布巾などの小物類をスッキリ収納できます。

キッチン収納 3
キッチン収納庫(食器棚)

キッチン収納庫とは

キッチン収納庫とは食器棚のことです。キッチン収納庫は上置棚・中置棚・下置棚を組合せた物となります。各キッチンメーカーではキッチンとセットで収納庫を販売しており、キッチンセットと素材やカラーを合わせることが可能。家具販売店でも食器棚を購入することはできますが、キッチンセットと合わせて買うことで、より統一感のあるインテリアとなります。

間口や収納物に合わせて、多様な収納キャビネットから自由に組合せが可能。上置棚・中置棚・下台それぞれ2つの高さを設定しています。用途に合わせて自由な組合せが可能です。

キッチン収納庫(食器棚)

一般的なキッチン収納庫は2種類

キッチン収納庫は、大きく分けると2種類あります。

キッチンボード(カップボード)タイプ

キッチンボード(カップボード)タイプ

食器を収納することをメインとしたキッチン収納庫です。

レンジボードタイプ

レンジボードタイプ

食器だけでなく、炊飯器や電子レンジなど、調理家電も収納できるキッチン収納庫となります。またキッチン家電だけでなく、ゴミワゴンを設置することも可能です。

キッチン収納庫のサイズ / 組合せ

サイズバリエーション

サイズバリエーション

組合せ例

組合せ例

最小45センチから15センチ刻みで90センチまでの縦割りユニットをつなぎ合わせ、キッチンの広さ、生活スタイルにぴったりのオリジナルキッチン収納プランをお作り頂けます。

キッチン収納 4
背面収納

背面収納とは

背面収納とは、システムキッチンでなおかつ対面キッチンの場合のみ設置できる、ダイニング側にある収納スペースのことです。背面収納はあと付けではなく、あらかじめキッチンセットに組み込まれている物を購入するのが一般的。

ダイニング側からキッチン用品はもちろん、掃除機など日用品をしまうことができるので、より高い収納力が期待できます。

背面収納

背面収納でできること

ダイニング側からでも食器が取り出せる

ダイニング側からでも食器が取り出せる

背面収納にはキッチンとダイニングにへだたりがないデザインの物があります。キッチン側から収納した食器をダイニング側からそのまま取り出すことが可能です。

日用品も収納できる

日用品も収納できる

ダイニング側にある収納のため、掃除機など普段の生活で使用する日用品の収納が可能です。

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  • ショールーム

    ショールーム

    専門のショールームスタッフがお客様のご要望に応じてご提案致します。住空間全体を考えたトータルコーディネイトのプランニングも可能です。

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ナスラックでは、はじめてのキッチンリフォームの参考になる、キッチンの種類や構成・収納タイプについて紹介します。キッチンは、お部屋の広さや収納スペースを考えて種類を選び、作業がスムーズになるような機能を備えた物を選ぶと良いでしょう。ナスラックのキッチンには、毎日の作業をより快適かつ効率よくする、豊富な機能と収納タイプが多数。レイアウトの自由度が高いシステムキッチン「セスパ」や、お部屋に合わせてサイズやパーツが選べる「パルテエジ」など、ご自身に最適なキッチンを見つけることができます。