システムキッチンとは?
特長や人気のワケ、
おすすめの選び方について

システムキッチンとは?特長や人気のワケ、
おすすめの選び方について

今まで使用していたキッチンの劣化や、引越しなどでキッチンを新調したいなら、システムキッチンがおすすめです。システムキッチンは昭和50年代から広く普及し、今でも人気の高いキッチンです。ここではシステムキッチンの特長、メリット、設備のひとつひとつについて詳しく解説していきます。

システムキッチンとは

システムキッチンとは

システムキッチンとは、シンク(洗浄設備)・コンロ(加熱機器)・収納設備・作業台などを組合せ、一枚板のワークトップ(天板)によりすべての設備が一体化したキッチンを指します。

システムキッチンのサイズは「奥行60~65センチ/間口(横幅)180~300センチ」が一般的です。高いデザイン性を持ち、機能性・効率性にも優れているという特長があります。

システムキッチンと
他のキッチンの違い

システムキッチンと他のキッチンには、「継ぎ目がない」「サイズ感が違う」「ビルトインコンロにできる」という3つの違いがあります。

継ぎ目がない

継ぎ目がない

システムキッチンは、1枚のワークトップでつながっているため、ワークトップ上に「継ぎ目」や「段差」がありません。

しかし設備が独立しているセクショナルキッチンの場合は、設備同士の間に継ぎ目や隙間ができてしまいます。

※セクショナルキッチン
シンク・コンロ・収納設備・作業台などの設備が独立しており、組合せて使うことができるキッチン。

サイズ感が違う

システムキッチンのサイズ例

システムキッチンのサイズ例

コンパクトキッチンのサイズ例

コンパクトキッチンのサイズ例

「奥行65センチ/間口180~300センチ」がシステムキッチンの一般的なサイズです。これより小さいキッチンは「間口90~180センチ」となり、コンパクトキッチンと呼ばれます。

コンパクトキッチンもワークトップでまとまってはいますが、スペースが少ないため、必要最低限の設備・機能のみとなります。効率よく快適な調理空間を実現したい場合はシステムキッチンの方が向いています。

ビルトインコンロにできる

ビルトインコンロにできる

システムキッチンのコンロは、ワークトップにコンロが埋め込まれている「ビルトインコンロ」が一般的です。

コンロがあらかじめ埋め込まれていることで、隙間や段差がありません。

システムキッチン以外のキッチンでは、コンロ台の上に据え置き型のコンロ(テーブルコンロ)の用意が必要な場合があります。コンロを別で設置することにより、コンロと他の作業台に大きな段差や隙間ができることもあります。

システムキッチンの注意点は
部分的な交換

システムキッチンの注意するポイントとしては「部分的な交換が難しい」ということです。システムキッチンはすべての設備がひとつにまとまっているため、部分的な変更・交換ということが難しいです。

例えばシンクを交換する場合、シンクだけでなくワークトップごとの交換が、ほとんどの製品で必要となります。そのため、将来のことも見越して、設備やサイズを考えてシステムキッチンを選ぶ必要があります。

システムキッチンの型は
主にこの4種類!

システムキッチンの型は、主に「I型」「L型」「ペニンシュラ型」「アイランド型」の4種類があります。それぞれの型の特長を解説致します。

I 型キッチン

I型キッチン

シンク、コンロを一直線に並べた最もシンプルかつ、基本的なシステムキッチンのレイアウトです。作業動線が横一直線で場所を取りません。キッチンスペースを抑えたい方にはおすすめです。

L 型キッチン

L型キッチン

シンク・コンロがL字に設置されているため、作業動線の距離が短くなります。そのため作業効率が高くなるキッチンスタイルです。L型キッチンの特性上、コーナー部分をデッドスペースにしない工夫が必要です。

ペニンシュラ型キッチン

ペニンシュラ型キッチン

キッチンの左右どちらかが壁に接している半島(ペニンシュラ)型のキッチンです。加熱機器側が壁に面しています。

アイランド型キッチン

アイランド型キッチン

四方が壁と接していない、島(アイランド)型のキッチンです。壁に面していないため、キッチンの周りを回遊することができます。

システムキッチンの素材は様々!
特長を理解して選ぼう

システムキッチンの素材は様々!特長を理解して選ぼう

システムキッチンに使われる素材はたくさんあります。そのなかでも主に良く選ばれる素材、部位ごとに使用できる素材やできない素材について解説致します。

システムキッチンに使われる素材

システムキッチンでは、「ワークトップ」「シンク」「キッチンの扉」に使われる素材を選ぶことができます。システムキッチンに使われる主な素材は以下の9つです。

ステンレス

鉄をベースとして、クロムやニッケルなどを添加した合金。英語では「STAINLESS STEEL」(ステンレス スチール)と書き、「STAINLESS」の「STAIN」は「サビ」、「LESS」は「ない」と言った意味で、錆びにくいことが大きな特長。

ステンレスの表面にできる不動態皮膜(腐食や、酸化などから金属を保護する皮膜のこと。)によってサビを防ぐことができ、耐水性・耐久性・耐摩耗性・耐汚染性を備え、美観に富んでいます。

傷が付きやすいイメージがありますが、最近では傷が目立ちにくくする表面加工を施した物もあり、シンクや作業台のワークトップをはじめ、容器、棚、保管庫など、様々な製品や部材に使用されています。

人工大理石

主にアクリル系樹脂またはポリエステル系樹脂を使った人工素材。

天然石(無機物)は使われていません。

人造大理石

樹脂で作られた大理石風の人工的な素材で、合成樹脂に無機物を混ぜ、加熱・成型して作られています。

素材の種類によって「ポリエステル樹脂系」と「アクリル樹脂系」に分けられ、石目調やマーブル調と言った大理石に近い物や無地タイプなど、模様や色柄も豊富で高級感に富み、耐熱性は200℃前後で、耐衝撃性・耐久性・耐水性に優れ、成形が容易で加工がしやすいことが特長。

キッチンのワークトップ、洗面化粧台のカウンター、浴槽などに用いられています。

天然石

自然の状態で存在する石で、加工用としては主に花崗岩が利用され、耐水性・耐熱性に富み、研磨すると鏡面のような美しい光沢が生まれます。

大理石は水や汚れ、また、酸などの薬品に対する耐性に欠けるという欠点がありますが、強度や美観には優れています。

天然石はキッチンのワークトップにも使用される材質となります。

セラミック

熱や傷に強い素材。焼き物ならではの味わいがあります。

メラミン

色や柄を印刷した化粧紙に、メラミン樹脂を含浸した材を表面の仕上げ材に使用した合板など。

メラミン樹脂は硬度が高く、耐熱性・耐水性・耐候性・耐摩耗性に優れ、傷に強く、焦げにくいなどの特長があるため、キッチンのワークトップや家具などに用いられています。

ホーロー

耐水・耐熱・耐久性に優れ、お手入れしやすいです。金属を下地にしている素材のため、傷が付くと錆びてしまうことがあります。

ぬくもりのある見た目が特長。シミなどになりやすいので、こまめな手入れが必要です。

タイル

耐水・耐熱性、インテリア性も高い素材。ただし時間とともに目地が黒ずんでしまうため、こまめに掃除をする必要があります。また、亀裂が入ってしまうなどの欠点もあります。

ワークトップ・シンク・
扉に適した素材

設備の用途ごとに、使われる素材が違います。「ワークトップ」「シンク」・キッチンの「扉」で主に使われている素材を、下記表にてご紹介致します。

素材の特長を理解した上で、自分のキッチンの使い方に合う素材を選びましょう。

下記の表はフリックによる横スライド仕様となります

  • ○⋯素材として使われる
  • ×⋯素材として使われない
ワークトップ シンク
ステンレス
人工大理石 ×
人造大理石 ×
天然石 × ×
セラミック × ×
メラミン ×
ホーロー ×
×
タイル × ×

システムキッチンの6つの設備と
選ぶポイント

システムキッチンの設備は主に以下の6つが挙げられます。下記にて、設備の説明とそれぞれの設備の選び方についてご紹介致します。この6つ以外にもオプションで追加できる設備もありますので、合わせて解説していきます。

システムキッチンの設備1
シンク

キッチンの水まわりにかかわるシンクは素材の特長や形に気を付けましょう。

シンクの素材

シンクの素材

昔からシンクによく使われていた素材は、ステンレス製のシンクです。ステンレスはぬめりやカビが付きにくいので、シンクを清潔に保つことができます。近年ではステンレス以外にも、鋳鉄にホーローがけした、カラフルで耐久性・耐熱性にも優れた「鋳鉄ホーローシンク」、鋼板にホーローがけした「鋼板ホーローシンク」、プラスチック樹脂を化学的に固め、硬度・強度・耐熱性を高めた「樹脂系シンク」などがあります。

形状には、1槽式の「シングルシンク」、水洗い用と洗剤洗い用の2つの水槽を持った「ダブルシンク」、大きな鍋などを洗うのに便利な「ジャンボシンク」などがあります。

設置方法は、カウンターの上にのせて設置する「オーバーカウンター方式」、カウンター面と水平に設置する「フレーム方式」、カウンターの下に設置する「アンダーカウンター方式」、ステンレスや樹脂シンクに用いられる方式で、カウンターとシンクを一体化して成形する「一体方式」があります。

選ぶポイント

シンクを選ぶときには、洗い物の大きさや量を想定して、形や寸法を考えましょう。また耐久性や耐熱性、硬度・強度を考慮して素材にもこだわると良いでしょう。シンクが狭いと、食器がかさばって洗い物が難しくなります。また水の流れも確認して、排水口はゴミがまとまりやすく、水はけの良い物を選びましょう。

システムキッチンの設備2
蛇口(水栓)

水の使用頻度が高いキッチンでは蛇口は重要な設備のひとつです。

蛇口の種類

蛇口の種類1
蛇口の種類2
蛇口の種類3

ボタンを押して水を出す物とレバーをひねって水を出す物、ホースが固定されている物と曲がる物など、蛇口にも様々な種類があります。水の出方をシャワーと吐水で切り替えられる物もあります。

選ぶポイント

まずは自分のキッチンに取り付けできる物かどうかを確認します。そのあとに実用性を考えて、食器をスポンジでこする際などに手があたって邪魔にならないか、水の出はちょうど良いか、調節機能は使いやすいか見てみましょう。

システムキッチンの設備3
ワークトップ

ワークトップとは、システムキッチンの作業台のことです。「カウンター」や「天板」と呼ばれることもあります。

ワークトップの素材

ワークトップの素材

ワークトップに使われる素材の主流はステンレスですが、他にも多くの素材があり、もちろん種類ごとに特長があります。

ワークトップは利用頻度の高い部分なので、デザインや色味など以外にも様々な点に注目して選びましょう。

選ぶポイント

ワークトップは調理をする場になったり、物が置かれたりすることが多いので、よく衝撃を受けます。耐久性や傷付きにくさなどを加味して選びましょう。傷に細菌が入り込んで、食材に移ってしまう可能性があります。

また、お湯がかかったり、熱い鍋を置いたりしたときなど、熱で形が変わると使いづらくなるので耐熱性も重要です。

システムキッチンの設備4
フロアキャビネット

フロアキャビネットはコンロやシンクの下の収納スペースです。どんなフロアキャビネットにするかで料理の準備や片付けのスムーズさが格段に変化します。

扉のタイプ

扉のタイプ

フロアキャビネットの扉は、「開き扉」と「引出し式」があります。

引出し式だと、開けたときに何が入っているか一目瞭然で、奥に入れた調味料や食器の取り出しも簡単です。

選ぶポイント

ジャンル別に物を収めたい場合は小さい収納スペースが複数あると便利。しかし引出しが多すぎると、一度の開閉で必要な物を取り出せなくなり、手間が増えます。コンロ下、シンク下、調理台の下、それぞれの場所に何を収めるか想定して、必要な収納スペースを考えましょう。

システムキッチンの設備5
コンロ

料理には焼く、炒める、煮るなど、熱を使う調理方法がたくさんあるため、コンロはキッチンにほぼ必要不可欠な設備です。火の通りや安全性など、コンロで変わる要素も大きいので要チェックです。

IHとガスコンロ

IHとガスコンロ

一昔前まではガスコンロが一般的でしたが、今ではIHも多く普及しています。
IHは対応した鍋を用意する必要がありますが、凹凸がないのでサッと拭くだけで簡単に掃除が行なえます。
ガスコンロは掃除が大変ですが、フライパンをふる炒め物などの調理時でも鍋に熱が伝わり続けますので調理方法の幅が広がります。

選ぶポイント

IHとガスはどちらも一長一短があるので、それぞれの特長を調べて考えます。他にも火口の数や素材、グリル機器の性能や安全機能など、選ぶポイントは様々。台所に立つ人の調理スタイルに合った物を選びましょう。

システムキッチンの設備6
レンジフード

レンジフードとはコンロ上に設置される箱状の設備で、煙や臭いを排気するための物です。形状に種類があり、見た目や掃除の簡単さも変わります。

ブーツ型

ブーツ型

一般的に普及している形で、コンロに覆いかぶさるような形をしています。煙を外に逃がさず、しっかり吸い込みます。

スリム型

スリム型

凹凸が少なく、油が付きづらいのでお手入れがしやすいです。見た目がスッキリしていてインテリアの一部としても馴染みやすい形をしています。

フラット型

フラット型

掃除が難しいのが難点ですが、天井が低くても、省スペースで設置しやすい形をしています。

システムキッチンの
おすすめオプション設備

システムキッチンには基本的な設備の他に、プラスして取り付けができるオプションがあります。用途に合わせて機能を追加すれば、システムキッチンがさらに便利な物へと進化します。

食器棚
食器棚

食器棚はシステムキッチンで一般的に選べるオプションです。

キッチンと同メーカーの食器棚にすることで統一感が生まれ、見た目がスッキリします。

食器の収納以外にも、調味料や家電を置くスペースにも使えるので便利です。

食器洗い乾燥機
食器洗い乾燥機

食器洗い乾燥機はシステムキッチンに取り付けるオプションのなかでも人気の高い機器です。

ビルトインできるのでスペースを取らず、乾燥機能も付いている物だと、洗ったあとはすぐに片付けができます。消費水量を抑えて自動で洗い物を行なうので、時短効果もあり、水道代の節約にもなります。

浄水器
浄水器

水は料理にも洗い物にもたくさん使用するので、できるだけ清潔な物を使いたいですよね。

毎回ミネラルウォーターを買いに行くことは大変ですが、シンクの下に浄水器を取り付ければ、何時でも蛇口からおいしく綺麗な水を出せます。

ビルトイン式ゴミ箱
ビルトイン式ゴミ箱

料理していると食材を入れた袋や野菜の切れ端など、ゴミがたくさん出ます。

ゴミ箱もビルトインすれば、キッチンで出たゴミを捨てるのに、移動をする必要がありません。周りから見ると、キッチン内のゴミ箱が目に入らなくなるため清潔な印象を与えます。

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システムキッチンはデザイン性、機能性、お手入れのしやすさといった、キッチンにとって重要な要素に高い効果を発揮します。

シンクやコンロ、ワークトップにオプションなど、すべての機器が一体になるので、取り付ける機器ごとの選ぶポイントを考えて購入をしましょう。選べる幅も広いので、人それぞれの好みに合ったベストなシステムキッチンが見つかるはずです。システムキッチンで、使いやすく、見た目も素敵なキッチン空間を実現しましょう。

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