キッチンの掃除方法!
排水溝やコンロ、換気扇やレンジなど場所別に解説!
ついつい汚れが溜まってしまうキッチン周り。いざ掃除をしようと思っても、排水溝などの頑固な汚れに苦労してしまいますよね。また食材を扱う場所ですので、重曹などを使ったナチュラルクリーニングをしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
この記事ではキッチンのナチュラルクリーニングに役立つおすすめの洗剤やキッチン周りの掃除方法に加え、電子レンジ・オーブンや冷蔵庫などキッチン家電の掃除方法も合わせてご紹介します。毎日使うキッチンなので、ぜひ清潔にしておきましょう。
キッチン周りの掃除に
おすすめの洗剤
キッチン周りの汚れは「油汚れ」「焦げ付き」「水垢」「ヌメリ(雑菌・カビ)」「食品の残りカス」の5つに分けられます。これらの汚れは「酸性」「アルカリ性」に分けられ、洗剤で中和させて落とすのが効果的です。ここでは、キッチン周りの掃除でよく使われる「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」「クエン酸」の特徴と使用方法について説明していきます。
重 曹
・弱アルカリ性(pH8.2~8.4程度)
・発砲性
・研磨効果
・熱を加えるとアルカリ性が強まる
(煮沸の場合pH11程度)
重曹は「お湯に溶かして使用」するか「クレンザーの代わりとして使用」するのが一般的です。キッチン掃除では、鍋の焦げ付きや頑固な油汚れ石鹸カスを取るなどに向いています。
重曹は「弱アルカリ」の洗剤で、酸性の汚れを落とすのに効果的です。重曹は、お湯(40~50℃)で溶かすと、pH値が高くなります。また、クエン酸水に溶かすと発泡し、汚れを浮かす効果があります。また、少量の水と混ぜてペースト状にすればクレンザーとしても使えます。
ただし、重曹をお湯に溶かすとアルカリ性が強まるので、素手で触らないように注意しましょう。また、アルミ製品に使うと黒ずんでしまうので注意が必要です。
セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダは、水に溶かしセスキ水のスプレーとして使用するのが一般的です。キッチンの掃除では、油汚れや皮脂、手あかの「拭き掃除」によく使われます。
「アルカリ性」のセスキ炭酸ソーダは、たんぱく質や油汚れに対する洗浄力が重曹よりも高いのが特徴です。水に溶けやすいのでセスキ水としてスプレーで使用します。セスキ水は「水500ml」に対して「セスキ炭酸ソーダ小さじ1」を混ぜると作れます。重曹水を作るときに比べて使用量が少なくすみます。保存期間は約2~3ヵ月。素手で触ると肌荒れを起こす可能性があるので注意しましょう。
クエン酸
・酸性(2%の水溶液でpH2)
・水に溶けやすい
・揮発性がない
クエン酸は水に溶かして使用するのが一般的です。
キッチンの掃除ではシンクや蛇口に付いた水垢の掃除に使われます。
レモンなどの酸っぱい成分でお馴染みのクエン酸は水に溶かして使用する「酸性」の洗剤です。濃度2%のクエン酸水でpH2程度となります。アルカリ性の汚れである水垢を落とすのに効果的です。ただし、揮発性がないので、クエン酸を使ったあとはよく拭き取るようにしましょう。特に金属部分に使う場合、拭き残しがあるとサビの原因になるので注意が必要です。
シンク・排水溝の掃除方法
シンクや排水溝に付いている主な汚れは「石鹸カス」「水垢」「油汚れ」「ヌメリ(雑菌・カビ)」「食品の残りカス」です。様々な汚れがありますが、まずは石鹸カスの掃除から始めるのがおすすめです。
シンク・シャワーヘッドに付いた
「石鹸カス」の掃除方法
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水を湿らせたキッチンペーパーを重曹の上に貼り付ける
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シップしておいたキッチンペーパーで石鹸カスを擦り落とす
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シンクやシャワーヘッドに付いた石鹸カスは、洗剤を使って掃除する前に、プラスティックのヘラやカードなどを使ってある程度削っておくと掃除がスムーズにできます。このとき、水垢も一緒に削っておくとあとの掃除が楽になります。ある程度汚れが削れたら、洗剤を使って掃除しましょう。
キッチンの石鹸カスは酸性の性質を持っている汚れなので、アルカリ性の「重曹」を使って掃除します。
シンク・シャワーヘッドに付いた
「水垢」の掃除方法
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「クエン酸小さじ1」と「水200ml」を混ぜ、クエン酸水を作る
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キッチンペーパーにクエン酸水を染み込ませ水垢に貼り付ける
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貼っていたキッチンペーパーかスポンジなどでこすり落とす
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水垢はアルカリ性の汚れです。軽度の水垢なら酸性の「クエン酸」を使って汚れを落とすことができます。水垢がひどい場合は先にプラスティックのヘラを使って削っておきましょう。ある程度水垢が落ちたら、クエン酸を使って掃除していきます。
※クエン酸を使った掃除をあとにすることで、石鹸カスの掃除で拭き残した重曹の白い筋を消すことができます。
排水溝・ゴミ受けに付いた
「油汚れ」「ヌメリ」の掃除方法
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ゴミ受けなどのパーツを「重曹(もしくは台所用中性洗剤)」で洗う
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排水溝内に重曹とクエン酸を約「2:1」の割合でたっぷり振りかける
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排水口やゴミ受けに付いた黒ずみやヌルヌルは、「油汚れ」「食品の残りカス」「雑菌・カビ」が原因です。これらの汚れは、「重曹」と「クエン酸」を使って掃除していきます。
換気扇の掃除方法
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シンクに二重にしたゴミ袋を準備し、40~50℃のお湯を溜める
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換気扇フィルターやファンなど可能な範囲でパーツを分解する
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溜めたお湯に100g程度の「重曹」を入れてよく溶かす
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換気扇本体の気になる汚れに「セスキ水」を吹き付け、5分ほど放置
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換気扇の汚れは「油」と「ホコリ」が混ざった物です。これらは酸性の性質を持った汚れなので、「重曹」や「セスキ水」を使って掃除していきます。このとき、つけ置きできる物には「重曹」、拭き掃除は「セスキ水」を使うのが掃除のポイントです。
油とホコリが混ざった換気扇の汚れは、重曹でつけ置きしても落ちきらない場合があります。そのようなときは、プラスティックカードのような固い物で、汚れを削ぎ落としてあげるのが効果的です。
コンロ周りの掃除方法
コンロ周りの掃除方法は、お使いの環境がガスコンロかIHコンロかで大きく異なります。お使いの環境に合わせた方法を選んで掃除して下さい。
ガスコンロの掃除方法
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シンクに二重にしたゴミ袋を準備し、40~50℃のお湯を溜める
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溜めたお湯に100g程度の「重曹」を入れてよく溶かす
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五徳など外せる部品を外し、重曹水に10~20分ほどつけ置きする
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コンロ上の気になる汚れに「セスキ水」を吹きかけて5分ほど放置
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つけ置きしておいた、五徳などの部品をスポンジやブラシで掃除する
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部品に付いた汚れと重曹水を洗い流し、乾かしてからパーツを組み立てる
ガスコンロの主な汚れは「食品汚れ」「油汚れ」「焦げ付き」です。いずれも酸性の汚れになるので、「重曹」「セスキ水」を使って掃除します。換気扇の掃除と同じく、つけ置き掃除には「重曹」、拭き掃除は「セスキ水」と使い分けるのがポイントです。
ガスコンロの掃除は換気扇とまとめて行なうのがおすすめです。汚れの種類や掃除方法が同じなので、時短になります。また換気扇の掃除と同様、五徳などに付いたしつこい汚れは、プラスティックカードのような固い物で削ぎ落としてあげると効果的です。
IHコンロの掃除方法
IHコンロに付く主な汚れは「焦げ付き」「鍋の跡」です。どちらも酸性の汚れなので、「重曹」「セスキ水」を使って掃除できます。
軽度の汚れなら重曹水、もしくはセスキ水を吹き付けてさっと拭き取れば掃除完了です。
しつこい焦げ付きには、重曹水もしくはセスキ水を焦げの部分にスプレーし、しばらくおいたあと「キッチンラップ」を丸めた物で擦ります。
魚焼きグリルの掃除方法
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シンクに二重にしたゴミ袋を準備し、40~50℃のお湯を溜める
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溜めたお湯に100g程度の「重曹」を入れてよく溶かす
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網や取り外せる部品を重曹水に10~20分ほどつけ置きする
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グリル内に重曹水(セスキ水)を吹きかけ、布巾で拭き取る
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つけ置きしておいた、網などをスポンジやブラシで掃除する
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部品に付いた汚れと重曹水を洗い流し、乾かしてからパーツを組み立てる
魚焼きグリルの汚れは「油汚れ」「焦げ付き」の2つが中心です。酸性の汚れになるので、「重曹」「セスキ水」を使って掃除します。グリルの臭いが気になる方は、消臭効果もある重曹でグリル内を掃除してあげましょう。
グリル内の汚れが落ちにくい場合、重曹水(セスキ水)を染み込ませたキッチンペーパーで汚れを覆いしばらく放置してから拭き取りましょう。
また日ごろからグリルを使用するときに、大さじ2杯ほどの重曹を受け皿に敷いておくと、汚れ予防と防臭効果が期待できます。
電子レンジ・オーブンの
掃除方法
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耐熱容器に「水200ml」「小さじ1~2杯の重曹」を混ぜる
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扉を開けずに、30~60分ほど蒸気を充満させ放置する
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レンジ内の重曹水にキッチンペーパーを浸してレンジ内を拭き取る
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電子レンジの汚れは「油汚れ」「焦げ付き」「皮脂」「手あか」が主な原因です。これらの汚れは酸性の性質を持っているので、アルカリ性の「重曹」と「セスキ炭酸ソーダ」を使って掃除します。
レンジ内の水垢が気になる場合は「水200ml」「小さじ2〜4杯のクエン酸」を使い、同様の方法で掃除ができます。また、レンジの外側に付いた手あかは、セスキ水を吹きかけ布巾で拭き取れば掃除は完了です。
オーブンを掃除する場合も、電子レンジと同じやり方で掃除ができます。
冷蔵庫の掃除方法
冷蔵庫の汚れは「食品の残りカス」「油汚れ」「手あか」「水垢」が主な原因です。酸性・アルカリ性どちらの汚れもあるので、「重曹」「クエン酸」「セスキ水」をスプレーして掃除していきましょう。それぞれのスプレーの作り方と効果は以下の通りです。
汚れが気になる部分にスプレーをして、少し時間を置いてからシッカリと拭き取ります。重曹とセスキ水はどちらも効果が似ていますが、冷蔵庫内の掃除は口に入っても安全な重曹スプレーを使うのがおすすめです。反対に外側の拭き掃除は、白い跡が付きにくいセスキ水を使うと良いでしょう。
キッチン周りの掃除方法を
素材別に紹介
キッチンには様々な材質が使われており、お手入れの方法や使える洗剤も変わってきます。ここでは、キッチンでよく使われている材質の特徴とその掃除方法をご紹介します。
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ステンレス
ステンレスはサビにくく、手入れが非常に簡単な材質です。一般的に、水拭きをしたあと、乾拭きすれば掃除は完了します。水滴が残っていると水垢の原因になるので注意しましょう。
また、ステンレスはサビにくい金属ではありますが、決してサビない金属ではありません。万が一サビが発生した場合は、重曹を使って掃除します。ステンレスは丈夫な金属なので、重曹を使っても傷や変色する心配はありません。ただし、強アルカリ性の洗剤や粒子の粗いクレンザーを使用すると劣化の原因になるので、注意が必要です。
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人工大理石
オシャレな見た目の人工大理石。汚れが落ちやすいので、毎日の水拭きで汚れを防ぐことができます。もし黄ばみが気になり始めたら、重曹を使って掃除しましょう。
重曹に少量の水を加えるとクレンザーの代わりとして使用できるので、気になる黄ばみをスポンジで擦り落とすことができます。
ただし、人工大理石でも強酸性・強アルカリ性には弱いので、漂白剤は使わないようにしましょう。
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タイル
タイルは目地が汚れやすいので、毎日水拭きして汚れを予防するのが大切です。もし目地にこびりついた汚れが気になっても、擦りすぎないように注意しましょう。無理に擦ってしまうと、黒ずみの原因になります。
なかなか落ちない汚れには重曹ペーストを使うのがおすすめです。重曹に少量の水を混ぜた物を気になる箇所に塗りこみ、時間をおいて、スポンジでサッと擦ります。
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ガラスパネル
油はねガードやIHコンロのコーティングに使われるガラスパネルですが、手入れは非常に簡単です。キッチンを使用したあとにサッと水拭きすれば、汚れがほとんど溜まりません。
もし油汚れが気になったときは、重曹やセスキ水で落とすことができます。
キッチンの掃除は、汚れの正体を見極めてから行なうのが重要です。例えば、シンクを掃除しようと思っても、石鹸カスと水垢では、使う洗剤が正反対となり、いくら頑張っても汚れは落ちません。まずは、汚れの正体である「油汚れ」「水垢」「石鹸カス」「手あか」等を見極めてから、掃除を始めましょう。
油汚れなど酸性の汚れにはアルカリ性の「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」を。水垢などアルカリ性の汚れには「クエン酸」を使います。汚れの特性に合った洗剤を使うことで、簡単に掃除することができます。汚れがひどい場合は「つけ置き」や「洗剤を染み込ませたキッチンペーパーを貼り付ける」のも有効です。このとき、キッチンの材質によっては使えない洗剤があるので注意しましょう。
キッチンの掃除に慣れていない人でも、ポイントを押さえておけば簡単に掃除ができます。ぜひこの機会に、キッチンの掃除をしてみましょう。
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