温水洗浄便座
交換方法解説

温水洗浄便座の取り付けや交換を考える際、自分で行うか、業者に依頼するか悩む人もいるでしょう。温水洗浄便座の取り付け・交換には、事前に確認すべきことや注意するべきポイントがいくつかあります。この記事では、温水洗浄便座の取り付け・交換を検討している人に役立つ情報や、おすすめの温水洗浄便座について解説します。

この記事の目次

温水洗浄便座の取り付け・
交換の手段

温水洗浄便座の取り付け・交換には、自分で行う方法と、業者に依頼する方法があります。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

自分で行う

温水洗浄便座を自分で取り付け・交換する場合、一番のメリットは費用が安いことです。また、業者の方との日程調整もいらないため、好きなタイミングで温水洗浄便座を取り付けることができます。

しかし、温水洗浄便座を自分で取り付け・交換する場合、大きな労力がかかることがデメリットとして挙げられるでしょう。

作業中は水漏れなど、予期せぬ事態が起こることも。感電の可能性もあるため大変危険です。

電気製品の扱いに慣れていない方は、業者に依頼した方が安全でしょう。
また、今あるトイレの部品がサビたり劣化したりしていて、自分で取り外せない場合は、業者に頼んだ方が部品を壊す心配もなく、安心です。

業者に依頼する

温水洗浄便座の取り付け・交換を業者に依頼するメリットとしては、比較的短時間で済むこと、工具を新たに買い揃える必要がないことなどが挙げられます。もちろん、安心して作業を任せられることも大きなメリットのひとつです。

しかし、業者へ依頼すると、その分費用がかかり、取り付けのコストは高くなります。

温水洗浄便座の取り付け・
交換前の確認事項

温水洗浄便座を実際に取り付け・交換する前に、トイレの個室内や便座を見て確認するべきポイントがいくつかあります。失敗のないよう、事前に以下の内容をチェックしておきましょう。

コンセントの場所

温水洗浄便座の取り付け・交換の前に、まずはトイレ個室内のコンセントの位置を確認する必要があります。
もしトイレ個室内にコンセントがなければ、コンセントを増設する工事が必要になるため業者に依頼しましょう。
延長コードを使って、温水洗浄便座をトイレ個室の外にあるコンセントに繋ぐのはとても危険です。結露や水滴が溜まり、感電や漏電に繋がる可能性があります。

アース端子の有無

アース端子とは、電気製品が漏電を起こした際に、外へ電気を逃がしてくれる装置のこと。温水洗浄便座のアース線をトイレ個室内のコンセントのアース端子に挿すことで、漏電による事故を防げます。

温水洗浄便座の取り付け・交換を検討する際は、まずはじめにトイレ個室内のアース端子の有無を確認することが大切です。
もしアース端子がない場合は、危険なので絶対に自分で取り付けを行わず、業者に設置を依頼しましょう。

トイレ内の寸法

取り付け・交換の前に、温水洗浄便座を設置できるスペースの余裕があるかを確認する必要があります。そのため、トイレ個室内の寸法を事前に測っておきましょう。
便器から左右の壁との間に約30cmのスペースがあれば、温水洗浄便座を取り付けることができます。

また、自宅の便器が隅付タンク式の場合は、便器からタンクまでの距離も確認する必要があります。場合によっては温水洗浄便座のフタとタンクがぶつかってしまい、開かない可能性があるので、よく検討しましょう。

便器のタイプ

便器にはいくつかのタイプがあり、タイプによっても温水洗浄便座の設置可否が変わるので注意が必要です。自宅のトイレが温水洗浄便座の取り付けが可能なタイプに該当するか事前に確認しましょう。

温水洗浄便座の取り付けが可能な便器

背面タンク式トイレ

ワンピース型トイレ

隅付タンク式トイレ

背中にタンクが付いている
一般的なトイレ。
ロータンクが便器の後ろにあり、一体化したトイレ。 便器とタンクが分離し、タンクがトイレ個室の隅に付いているトイレ。
十分なスペースがあれば取り付けが可能。

便座のサイズ

便座には、大型サイズ(エロンゲートタイプ)・標準サイズ(レギュラータイプ)の2種類あります。
どちらのサイズが適合するかは温水洗浄便座の商品によって異なるため、必ず事前に確認しましょう。しかし、近年は便器のサイズに関係なく使用できる兼用タイプも多く販売されています。

  開口部の縦の長さ 便器の縦の長さ
大型サイズ
(エロンゲートタイプ)
355~380mm 470mm
標準サイズ
(レギュラータイプ)
320~350mm 440mm

温水洗浄便座の取り付け・
交換の手順

ここでは、温水洗浄便座の取り付け・交換を自分で行う際の手順の一例を解説します。細かい手順は商品によって異なるため、購入した商品に付属している施工説明書を必ず確認しましょう。
また、自力で行うと故障やけがのおそれがあるため、電気製品の扱いに慣れていない方は業者に依頼することをおすすめします。

用意するもの

・プラスドライバー ・マイナスドライバー ・モンキーレンチ(商品に付属していない場合)
・ゴム手袋  ・雑巾 ・養生用のビニールシートやタオル

① 準備をする

まず、取り付けに必要な道具を準備しましょう。商品には取り付けに必要なスパナなどの工具が付属している場合が多いですが、万が一付属していなかった場合は、追加でモンキーレンチも用意しましょう。
道具の準備ができたら、パーツを取り外したときにこぼれた水や汚れから床を守れるよう、ビニールシートやタオルで周りを養生します。また、すでに付いている古い温水洗浄便座から交換を行う場合は、感電を防ぐために電源プラグ・アース線を抜いておきます。

② 止水栓を閉める

マイナスドライバーを使い、床か壁に付いている止水栓を閉めます。止水栓を閉めずに便座を取り外すと、水漏れの原因になりかねないため注意が必要です。万が一、止水栓がトイレ個室内に見当たらない場合は、家屋全体の元栓を閉めておきましょう。

マイナス溝タイプ

ハンドルタイプ

※止水栓を閉めたあと、ロータンクの水を流しきって下さい。

③ 古い便座・給水管・
分岐金具を取り外す

古い便座は便器の下からナットやネジで固定されているので、ドライバーで外します。給水管は、トイレタンク内部の金具を押さえながら商品に付属している工具(またはモンキーレンチ)を使ってナット(ねじ)を緩めて取り外しましょう。古い温水洗浄便座と交換する場合は、さらに古い分岐金具(配管の部品)も同時に取り外します。

下からナット締めができる便座の場合
  • ①ナットをモンキーレンチなどでゆるめる。
  • ②ナットとパッキンを外し便座を取り外す。

<ナットが錆びてゆるまないときは>

  • 市販のねじゆるめスプレー剤などでゆるめる。
  • 取れないときは、金のこでボルトを切断する。
下からナット締めができない便座の場合
  • ①固定ねじ2本をゆるめ、取り外す。
  • 取り外した固定部品、固定ねじは、
    取り付け時に使用します。
分岐金具(配管の部品)の取り外し方
  • ①止水栓が閉まっていることを確認し
    給水管を外す。

※配管内の残水が出ますので
バケツなどで受けて下さい。

④ 本体固定板と新しい
温水洗浄便座を取り付ける

本体固定板(ベースプレート)取り付け用のゴムを便座の取り付け穴に差し込み、ベースプレートをネジで仮止めします。ベースプレートに温水洗浄便座本体を差し込むように取り付けたあと、仮止めしていたネジをしっかりと固定しましょう。
ベースプレートに温水洗浄便座本体がうまく差し込めない場合は、ネジの仮止めを外し、ベースプレートを取り外してやり直します。

同梱の取付
ボルトセット使用
既設の部品を使用

取り外した固定部品、固定ねじを使用し本体固定板が動く程度に軽く締める。

本体を取り付ける
  • ①本体固定板の中心と、本体の中心をしっかり合わせる。
  • ②本体後部を少し浮かせて、便器面から本体をすべらせて「カチッ」と音がするまで押し込む。

※電源コードをはさみ込まないようにして下さい。

⑤ 新しい分岐金具と
フレキシブル管を取り付ける

新しい温水洗浄便座を取り付けたら、温水洗浄便座に付属しているのゴムパッキンを分岐金具と止水栓の間に挟みます。商品に付属している工具(またはモンキーレンチ)で分岐金具を取り付け、付属のフレキシブル管を取り付けます。

フレキシブル管とは柔軟に曲げられる給水管のことで、最新のトイレにはもともと付属しているため不要の場合もあります。

分岐金具とフレキシブル管を取り付ける

⑥ 給水ホースを取り付ける

温水洗浄便座に付属している給水ホースを、分岐金具に差し込みます。給水ホースを分岐金具にはめるだけのタイプの場合は、カチッと音がするまで差し込みましょう。

⑦ 止水栓を開け、試運転する

マイナスドライバーで止水栓を開け、一度トイレの水を流して水漏れがないか確認します。水が漏れる場合はナットの締めが甘いので、止水栓を再度閉めてから締めなおしましょう。
最後に、温水洗浄便座の電源プラグ・アース線を挿し、試運転を行います。正常に作動すれば設置完了です。

止水栓を開け、試運転する

温水洗浄便座の取り付けで
よくある失敗

温水洗浄便座の取り付けは、初心者には少し複雑な作業です。ここでは、取り付けの際によくある失敗について解説します。

止水栓が固くて開閉できない

古いトイレの場合、止水栓が錆びてしまい固くなっている場合がまれにあります。

また、力の弱い人が行う場合やサイズの合わないドライバーを使用する場合も止水栓の開閉が難しくなります。開閉が困難で、破損する恐れがある場合は業者に取り付けを依頼しましょう。

金具が固くて取れない

便器と温水洗浄便座をつなぐプラスチック金具が、固くて取れない場合があります。中に入っているパッキンが固い場合は、切断して取りましょう。

給水ホースが短くて届かない

止水栓から温水洗浄便座までの距離が遠い場合、付属する給水ホースの長さが足りないことがあります。
作業の前にホースの長さを測っておくことをおすすめします。

万が一長さが足りない場合は、ホームセンターで適切な長さの物を購入しましょう。

水漏れしている

温水洗浄便座の取り付け終了後に止水栓をゆるめて水を流し、水漏れの有無を確認しましょう。水漏れしている場合は、いずれかのナットの締めがゆるい可能性があります。また、給水ホースに亀裂が入っているケースもあるので、よく確認を行いましょう。

温水洗浄便座の購入は、
ナスラックへ!

温水洗浄便座の取り付け・交換は、やり方を把握し準備をしっかり行えば自力でも十分行えます。しかし、複雑な工程や力のいる作業もあるため、慣れていない方は業者に依頼した方が無難でしょう。
ナスラックでは、衛生面に優れた温水洗浄便座「シャワレッシュ」をご用意しています。温水洗浄便座の購入・交換を考えている方は、ぜひご検討下さい。

ナスラックおすすめの
温水洗浄便座を見る

温水洗浄便座をお探しの方へメッセージ

監修 ナスラック株式会社
手嶋 智洋(テシマ トモヒロ)

温水洗浄便座の取り付けは、ネットで検索すると簡単にできると書かれている場合もありますが、経験や知識がないと少し難しく感じるかもしれません。

ご自身で取り付けを行う場合は、事前確認と事前準備でその後の作業が上手く行くかどうかが決まります。

取り付け時に元の状態を忘れてしまって焦ることがないよう、スマホで写真を撮りながら作業を行うことがおすすめです。

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